2月6日 色々と終了!

今日は院試だった。

手応え的にはよくわからんというのが本当のところで、饒舌に話せたというところもあったし、逆に的外れな答えをしていたんじゃないかというところもあった。

できれば受かっててほしいが、落ちたら落ちたでそれは全く構わない。受かっててわざと行かないという選択肢とはかなり異なるから。

なぜこういう考えをしているかというのは大学受験までさかのぼる。中高生の時はずっと防大に入りたかったが、家の事情がかなり変化したということもあって別の大学に進学した。防大も今通ってる大学もどちらも同じぐらい行きたかったので、両方合格して、どちらか一方のみを選ぶというのはかなり苦痛だったし、コンプレックスに感じている。

以前、偶然防大に通ってる方とお話しする機会があった。何を思ったか僕は防大に行きたかったが、行かなかったということを話してしまった。その瞬間に気付いたのだが、防大の学生さんは同じようなことを何度も言われているだろう。案の定、彼は「そういう人多いですよ。」と言い残し、蜘蛛の子散らすようにその場から離れていった。その瞬間、防大に行ってないことをコンプレックスに感じていたのだと本当に理解した。

でも、今回は違う。自衛官になるか大学院に行くか、どちらの選択肢も存在した。しかし、意図的に取り敢えず今は大学院受験を選び、自衛官の試験を受けるという行動をとらなかった。これはある意味で、試験に不合格にすることを恐れていたといわれても仕方ないが、ある意味でどちらにも合格し、また同じようなコンプレックスを持つことを避けることができたのだ。

だが、大学受験レベルと大学院受験レベルはやや話が違うようにも感じる。大学は人生の中で一回、それも多くの人が18歳から22歳の間に通うのに対して、大学院は働きだしてからでも十分教育を受けることが可能だからだ。ただ、今更そんなことを言ってもきりがないので、今は目を瞑ってやり過ごしておこう。